ボーク重子さん「世界最高の子育て」講演会の参加レポ!非認知能力って?
先日、伸芽会主催の「最高の子育てセミナー」に行ってきました♡
メインイベントは、なんといっても今大注目のボーク重子さんの「世界最高の子育て」に関する講演会です。
ボーク重子さんには、現在、日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」が密着取材をしているそうで、当日はイベント風景などの撮影も行われていました。
そんなボーク重子さんの講演会・セミナーをレポしちゃいます。
世界最高の子育てにご興味がある方もぜひ~♪
最高の子育てセミナー概要
12月2日(日)に開催された「最高の子育てセミナー」。
会場は新宿のハイアットリージェンシー東京!都庁の真横にあるホテルの会場とあって、とっても豪華な感じ。
会場のキャパ的には300人くらい?見た感じはほぼ満席でした。
この日のプログラムは3部構成でした。
②「これからの時代を生き抜くために必要な力と中学受験・大学入試制度」/TOMAS入試対策本部
③「私立・国立・公立小学校の現状と伸芽会の幼少一貫教育」/伸芽会教育研究所 所長
このセミナーに参加したきっかけはママ友からの紹介でした。
2歳の息子は来年から幼稚園に通うんですが、まわりの話を聞いていると「もし小学校受験をするなら、そろそろどこの幼児教室に通うか決めたほうがいいよ」って言われてて。
幼稚園も決まったばかりなのに、もう小学校受験の話!?
そもそも受験するかどうかもまだ決めてないよ~…
と思いつつも、情報収集くらいはやっておこうかな、と考えて、今回のセミナーに申し込みました。受験対策の伸芽会が主催なのですが、貴重なお話が聞けるにもかかわらず『無料セミナー』っていうのがいいなと思って。
そんなきっかけで申し込んだので、正直「ボーク重子」さんについてはあまりよく知らなかったんですね。でも、講演テーマになっている世界最高の子育てについては興味があったので、どんな話が聞けるんだろ~?と楽しみにしていました。
ボーク重子さんの経歴・職業
ボーク重子さんの肩書には、「起業家」「ライフコーチ」とありました。う~ん…何やってる人?
よくよく聞いてみると、とてもすごい人だったんです。
まず、なんといってもスゴイのが全米最優秀女子高生を育てたママだということ!
The Distinguished Young Woman of America for 2017 is District of Columbia's Skye Bork! #DYW2017 #60YearsofDYW 📷: https://t.co/NDNug1VWGA pic.twitter.com/JRfS6ijqZ5
— DistinguishedYW (@distinguishedyw) 2017年7月2日
これは、アメリカで一番優秀な女子高生を決める大会だそうで、エリート中のエリートが選ばれるそうなんですね。その大会でなんと娘のスカイちゃんが優勝したそう!
日本でも話題になっていて、すでにテレビでも何度か取材を受けているみたい。
で、その子育て法を本にまとめたのがこちらの本↓↓↓
今回の講演内容にもある『世界最高の子育て~「全米最優秀女子高生」を育てた教育法~』について書かれています。
ボーク重子さんは、他にも教育法や女性の生き方についての本を出版されています。2018年だけで3冊も出版されているので、まさに今注目されているママ&女性起業家さんです。
→「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0〜10歳の家庭教育
→世界最高の子育てツールSMARTゴール「全米最優秀女子高生」と母親が実践した目標達成の方法
→誰だって「なりたい自分」になれる ワシントンDCの女性が教えてくれた私らしく輝く方法
講演会終了後には、サイン本の販売会も行われました。
とても興味はあったんですが、大行列で諦めてしまいました…。ちょっと後悔。
ファンの方も多かったみたいで、握手したり一緒に写真撮影したりしていました。
出身は福島県の方なのですが、旦那様がアメリカ人でワシントンDCへ移住。子育てもワシントンDCでされていたそうです。現在は職業・ライフコーチとして働かれていますが、年齢が50歳超えというので驚き!以前はアートギャラリーの運営も行っていたとか。
過去には、オバマ大統領と共にワシントンの美しい25人に選出されたこともあり、子育てだけでなく、働く女性としてもすごい方だなぁ・・・と。
そんなボーク重子さんが、子育てで大切にしたことって何なんでしょうか?講演を聞いていると、「それなら私もすぐに実践できそう!」っていうポイントがたくさんあったので、まとめておきますね。
※おそらく書籍の内容とかぶると思いますので、ここではポイントのみまとめておきます。
世界最高の子育てに必要不可欠なもの
ボークさんの教育法において、最重要キーワードとなるのが「非認知能力」です。
これは、見えない(認知できない)能力という意味があり、日本風にいうと「結果よりプロセス」「生きる上で必要な力」などを指すようです。
子供が本来もっている、好奇心や自主性、創造力、協力し合う力、回復力などなど・・・・
今でこそいろいろな書籍や研究結果が出ていますが、当時はまだまだ広まっている教育法ではなく、当時、ワシントンDCにあるボウボアールという学校で出会ったのだそうです。
レスポンシブクラスルームという教育方針をとっていて、とても感銘を受けたそうです。
今すぐできる教育法は?
ボークさんが非認知能力を大切にする教育法に出会ってから、1年ほどかけてボウボアール学校の教科書を読みこんだそうです。もちろん、英語。すごい!
で、たどり着いた基本的なことというのは
「必ず先生(大人)がお手本を見せる」
ということでした。
さらにボークさんがおっしゃっていたのは「子供は親を愛する力がすごいんです」と。
親は子供のロールモデルで、それは一生逃れられないこと。
子供は、親を必死にマネして同じようになろうとする。
だからこそ、まずは親である自分が変わる必要がある・学ぶ必要があると感じた。
ただ、子供にお手本を見せたからといって、必ずそのとおりにやらせるわけではありません。
お手本を見た子供たちは、「じゃあこの方法でやったらどうなるだろう?」「私はこの積み木を使ってみよう」など自分らしい方法を見つけていきます。それこそが大切なんです。
ただ指示をする、同じことをさせるのではなく、子供が主体性をもって、自発的にやっていくその心を育てていく。
そのようなことをおっしゃっていました。
確かに、子供ってすぐ大人のマネをするけれど、正しいやり方ではなかったりすると、ついつい制してしまいがちなんですよね。
指示や命令をするのではなく、子供自身が「やりたい!」と思うように、まずは大人が手本を見せるってことなんだなぁととても勉強になりました。
子育てにおいて家庭でやるべき2つのこと
ボークさんがボウボアール学校の教育を家庭版として取り入れた時に、大切にした2つのことがあるとおっしゃっていました。
1つは『安全な環境』
2つめは『パッション』
ここでいう『安全な環境』というのは、
事故におこらないように、けがをしないように、ということではなりません。
子供の心の安全の確保をする、という意味だそうです。
そのためには、①存在を認める、②個性を認める、③楽しい環境をつくる、ということを家庭で行っていたそう。
2つめの『パッション』は、ボーク重子さんがよく使われるキャッチフレーズでもあります。
意味としては、子供の生きていく力・人間力などで、
子供を観察し、いろんな経験をさせ、応援する。必要なときは対話をする。それを繰り返してきたそうです。
さいごに。ポーク重子さんが一番大切にしている考え方
1時間の講演でしたが、とてもあっという間でした。
ボークさんがとてもエネルギッシュな女性で、キラキラ輝いている姿は憧れの女性像そのものでした。
ボークさんの子育てを完全にマネすることはできないと思いますが、(そもそも、私にそこまでのエネルギーがないw)、それでも、子供の存在や個性を認めてあげるという考え方はとても共感できましたし、なるべく実践していきたいなと思えました。
さいごにボークさんがおっしゃっていたのは
「一番大事にしていることは、娘に(親である私が)育ててもらったな、という気持ちです」
「子育てって、たった18年間で終わってしまいます。ぜひ楽しんで!パッションを持って!」
たった18年…
と、今は思えないけれど。笑
それでも、子供にたっぷり愛情をそそいで、悔いのない子育てをしたいなぁと。なんか、赤ちゃんを授かったときの初々しい気持ちがよみがえってきました♡
書籍も読んでみようかな…♡
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