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子供の高熱を和らげる対処法と体を冷やすのを嫌がるときのコツ

2018年6月8日子供の病気

子供 高熱 対処

子供が発熱することなんてしょっちゅうなんですが、先日は3日間も39度以上の熱が続いて息子はとても苦しそうでした。病院では解熱剤と風邪の症状のお薬を処方してもらったんですが、高熱が続いて苦しそうで…と相談したところ、解熱剤以外の対処法を丁寧に教えてもらったのでメモしておきます!

体を冷やすタイミングや効果的な冷やすところはどこか?赤ちゃんや幼児で冷やすのを嫌がる場合はどうするか?などを教えてもらいましたよ~!

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子供が高熱のときの正しい対処法

高熱で小児科を受診した時に、お医者さんに詳しく教えていただいた「簡単で正しい解熱法」を、忘れないうちにメモしておきます。

(1)頭(後頭部やおでこ)をアイスノンなどで冷やす

(2)小さめの氷のう(大人のにぎりこぶしくらい)をタオルで包んで、脇の下やまたの付け根に当てて冷やす

(3)衣服を脱がして濡れたタオルで体をふき、うちわなどで風を当てる。気化熱で皮膚の温度が急激に下がる。
※タオルを濡らすときは、体に負担をかけないよう人肌くらいのぬるま湯で。

 

子供が高熱だが冷やすのを嫌がる場合

まさに我が家の場合なんですが、子供のおでこに熱さまシートを貼ろうとすると、すっごく嫌がられるんですよ。

隙を見てなんとか貼り付けても、すぐに自分でとっちゃうんです。こちらとしては、少しでも体を冷やしてラクにしてあげたいだけなのに~(T_T)

そんなときの我が家の対策は、なるべく使う瞬間のヒンヤリを軽減させること。

どういうことかというと、熱さまシートとか冷えピタのような、おでこに貼るタイプの冷却グッズの場合、やっぱり貼りつける瞬間が嫌みたいなんですね。けっこう冷たい感触がしますもんね。もしかしたら、あのペタッと貼りつく感覚も嫌なのかも。

なので、まず大人の両手で手の平に挟んで「熱さまシート」を温めます。その後、手の平全体を使って、子供のおでこに押し付けます。貼り付けた直後はしばらく嫌がりますが、冷たい感触はすぐに落ち着くので、嫌がらなくなります。そうしたら、手を離します。

この方法で子供のおでこに貼り付けたら、その後はずっと付けていてくれたことがありました。

それでも、結局自分でとってしまうようなときは、冷却グッズを使うのは諦めて、体を濡れタオルで拭いてうちわであおぐ「(3)気化熱を使った解熱法」をしてあげました。嫌がって洋服を脱がせてくれないときは、首回りや頭などを濡らして、少しでも体の中心の熱が逃げるようにしています。

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子供に使いやすい冷却グッズ

発熱時に子供に使える冷却グッズをまとめておきます!ドラッグストアなどで買える市販品ばかりなので、ぜひ使ってみてください。

アイスノン ソフト

「アイスノン ソフト」は、いわゆる氷枕です。中身が凍らないようになっているので、冷凍庫に入れておいても固まりません。タオルなどで巻けば頭に敷いた時の不快感も少なく、子供にも使いやすいです!我が家も使ってます。

ピンクの熱さまシート(こども用)

青色のパッケージの熱さまシートが通常版なんですが、特に赤ちゃんや幼児にはピンクの熱さまシートのほうがいいと思います!肌にやさしい弱酸性なので、お肌につけたときの刺激が少ないみたいです。私はピンク色の熱さまシートがあるのをつい最近まで知らなくて、今は青色の熱さまシート(こども用)を利用中。なくなったら次はピンクを買おうと思ってます。

アイスノンベルト 大人・こども兼用サイズ

アイスノンにはおでこタイプもあって、大人・こどもの兼用サイズが売ってます。(こども専用のサイズもあるらしいんですが、なかなか売ってない…)同じおでこタイプの熱さまシートは、使い捨てなので子供が嫌がって使えなかったときに勿体ないんですが、アイスノンなら繰り返し使えるので、万が一嫌がられても勿体なくない!

氷嚢(ひょうのう)


氷のうはアイスバッグともいいます。氷や水を入れて、冷やしたい部分にあてるだけ。子供の脇とか足の付け根とかを冷やしやすいです。また、発熱時だけじゃなく、夏の暑い日とかに持ち運びもしやすいので1個あると便利です!うちは100円ショップでゲットしました~。

 

子供は高熱なのに手足が冷たいケース

ちなみに病院で教えていただいて驚いたのが「手足が冷えているときは、湯たんぽで温める」という対処をする場合もあるそう。

『高熱時は体の芯が熱くなり、手足が冷たくなっている場合がある。これは、手足の血液の循環不全(うまく血が巡っていない)が起こっています。このような時は、熱くなっている体の中心は冷やすものの、足には湯たんぽを入れることもあります。』

なんですって!

しばらく温めるとすぐに手足は熱くなるので、様子を見て長時間温めすぎないように注意してくださいね、とも言われました。

でも、これ自宅でやりづらいですよね(;´Д`)体は熱いのに、湯たんぽで温めるって大丈夫かなって思っちゃいます。病院からはこういうケースはこういう対処法もあるよ、と教えていただきましたが、私だったら冷えてる手足にタオルを巻いてあげたり、手で温めてあげたりするかな、と思いました。

とはいえ、高熱でも手足が冷えてたら温めてあげる必要がある、ということを知らなかったので勉強になりました。

 

子供が高熱のときの対処法まとめ

・冷やすタイミング:高熱(38.5度以上)のとき
・冷やす部位:頭(後頭部orおでこ)、わき、股(足の付け根)が効果的
・冷やす方法:アイスノンや氷嚢を使うのが便利
・体を濡れタオルでふいて、うちわで扇ぐのも効果的

これらが、病院で教えてもらった自宅でも簡単にできる解熱方法です!病院がやっていない時間帯や休日に限って子供は発熱することが多いので、自宅でできる対処方法を色々教えていただけてよかったな~と思いました。実際に息子が高熱でうなされているときに試しましたが、効果的に体が冷やされることで少しラクになった様子でした。

子供の高熱はしょっちゅうなので、次もこの方法でしっかり看病してあげようと思います!

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