百段階段の和キルト展に行ってきた!絶対見るべき見所は?【目黒雅叙園】
目黒雅叙園で開催されている「和キルト×百段階段2018」に行ってきました!
第3回目となる今回のテーマは「和モダン」。人気キルト作家やコンクール入賞作品など合計380点を超えるパッチワークキルトが展示されるとのことで期待大!
東京都指定有形文化財である百段階段と和キルトとのコラボも気になる♪ということで、イベントの見所などをレポートしたいと思います!
目黒雅叙園の百段階段イベントへ!
目黒駅から徒歩3分と駅から近い場所にある目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)。下りの坂道がちょっと大変ですが、広々としたエントランスはとても穏やかな場所にあります。
入り口に入るとすぐにイベントの受付があります。
受付横には、大きな和キルトが展示されていました。これ、無料で公開しちゃっていいの!?ってくらい繊細な作品です。
なお、チケットは当日券を購入することもできますが、前売り券を事前に購入しておくとお得ですし、入場がスムーズです。
【関連】和キルト×百段階段2018階催!混雑・前売りチケット情報まとめました
イベント会場の百段階段へは、豪華な螺鈿(らでん)装飾がされたエレベーターを使って3階まで移動します。
ちなみにこのエレベーター、特注品でお値段は6000万円以上するそうです…。世界で一番高価なエレベーターなのでは…。百段階段への入場料を支払わないと乗れないエレベーターなので、ぜひこの機会に見逃さないようにしてくださいね。
3階に到着すると、早々に和キルトたちがお出迎えしてくれます!
ここまでで、すでに豪華絢爛な雰囲気を感じてしまいます。
百段階段へは靴をぬいで、ビニール袋で持ち運びます。ちょっと荷物になるけど仕方ありません。(↓画像は靴脱ぎ場)
そしてついに百段階段!
ゴクリ・・・!
100段ある階段の迫力がすごい。
歴史ある木造建築からは、荘厳な雰囲気を感じてしまいます。ここから、階段を上りながら計7つの和室を鑑賞していきます。
和キルト展の見所(1)百段階段と和キルトのコラボ
歴史ある百段階段と豪華な和キルトのコラボは、本イベントの最大の見所といっても過言ではありません!
部屋に入るたび「おぉ!」と声がでてしまいそうです。和キルトの作品はどの部屋にもたっぷり展示されているのですが、和室の雰囲気に溶け込んでいて、とても豪華絢爛。お部屋丸ごと作品のようになっています。
お写真をとるときは、ぜひお部屋の雰囲気も入れて撮影してみてくださいね!
和キルト展の見所(2)コンクール入賞作品
展示されている和キルトは、今回のイベントのために人気作家が作成したもののほかに、コンクールの入賞作品たちも展示されています。さすが入賞した作品。どれも見とれてしまうほどの出来栄えです。
ちなみに、金賞の作品はコチラ。大澤恵美子さんの作品で、タイトルは「蒔絵と回路」。
写真だとすごさが伝わりづらいのが悔しい!使われている布や素材感など、生で見ないと分からない凄さがあります。異素材の組み合わせや色の具合、バランスなど、素晴らしい作品でした。
他にも、銀賞以下の作品も展示されていますが、こちらはぜひ実際に見ていただきたいなと思います。
和キルト展の見所(3)巨大パッチワークキルト
見所3つめは、パッチワークキルトの大きさ!170×170くらいの大きな作品が所狭しと並べられています。中には200cmを超える作品も!これを手作りしたのか~と思うだけで、感動です。
ちなみに、展示された作品に触らなければ、かなり間近でみることができます。柵などがなく、キルト1つ1つの素材や縫い目なども確認できますよ。
和キルト展の見所(4)東京スカイツリーの和キルト
外人とか好きそう!と思った作品。東京スカイツリーの他に、東京タワーや国会議事堂のような建物、鳥居などがデザインされた珍しい作品がありました。ぜひ探してみてくださいね。
和キルト展の見所(5)キルトで出来た小物たち
和キルト展ということですが、キルトを使った小物の作品もところどころに展示されています。これがまた、展示会場に絶妙にマッチするものばかりで、ゆっくり観賞したくなっちゃうんですよ。どうやって作ったんだろう?なんて考えながら見るのも楽しいです。
和キルト展の見所(6)頂上の間は圧巻
百段階段を上がりきったところにあるのが「頂上の間」。ここはお部屋の広さや外が見える開放感などから、他のどのお部屋とも違う豪華さがあります。ぜひ頂上へ!
ちなみに、目黒雅叙園の百段階段は実は99段までしかありません。その謎も、頂上に行くと分かるので、ぜひチェックしてくださいね。
百段階段の和キルト展は撮影可能
さらに、今回のイベントの最大の特徴は、全ての作品が撮影可能ということ!
普通、こういった展示会やイベントでは、写真撮影禁止なことが多いですよね。前回、百段階段で行われた和キルトのイベント(2016年)は撮影禁止だったんです。
第3回目となる2018年は、カメラでもスマホでもケータイでも、好きなように写真を撮ることができるので、お気に入りの作品に出会ったら、ぜひ写真におさめちゃいましょう。
お部屋が少し薄暗い感じなので、綺麗な写真を撮りたい方は、スマホやケータイではなくちゃんとしたカメラを持って行ったほうがいいと思います。なお、フラッシュ撮影・三脚の利用はNGです。マナー的には自撮り棒もやめたほうがいいと思います。
和キルトが自分で作れるお土産
百段階段のお土産売り場では、和キルト展にちなんだグッズも売られていました。
和キルトのバッグやポーチなどの小物。実際に手作りしたい!という人のための手芸用品や生地など。鑑賞後はぜひショップもチェックしてみてください。
「和キルト×百段階段2018」に行ってきた感想
いや~、今回の和キルト展、かなり見ごたえがありました!
普段見かけるパッチワークキルトとはまた違った、モダンなデザインが、どれも新鮮で楽しめました。
380点をひとつひとつ見てたら本当にキリがないくらい。私は大体1時間くらいの所要時間で見終わりましたが、1つ1つじっくり見て回ったらもっとかかると思います。
100段ある階段も、観賞するのに大変かな?と思ったんですが、少しのぼったらお部屋があって、また少し上ったらお部屋があって、という感じだったので、休憩を挟みながら登れてすごく疲れることもなかったです。(でも、ちょっと疲れたw)
前回は3万人以上の来場者数を記録したそうなので、今年はさらに上回るかもしれません!
ちなみに、土足厳禁の百段階段へはスリッパなどの貸し出しはないので、靴下があったほうがいいです!百段階段を上り下りするのに、裸足だと足が痛くなりました。トホホ。
イベント名 | 和キルト × 百段階段 2018 |
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開催日時 | 2018年5月25日(金)-6月24日(日) 10:00−18:00(最終入館 17:30) |
会場 | ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 「百段階段」 |
アクセス | 目黒駅より徒歩3分 →【関連】目黒雅叙園へ徒歩での行き方を画像で紹介! →【関連】目黒雅叙園の無料送迎バスの時間やバス停場所を分かりやすくまとめたよ! →【関連】目黒雅叙園の駐車場と周辺の安いコインパーキング3選! |
料金 | 当日券 1,500円 前売券 1,200円 学生 800円 ※要学生証呈示 小学生以下無料 →【関連】和キルト×百段階段2018開催!見所・混雑・前売りチケット情報まとめました →【公式】入場券付きランチセットの購入方法はこちら |
■出展作家
秋田景子/アトリエ島野/家元純子/幾野孝子/伊藤 礼子/上栗惇子/上栗智未/上田葉子/大岩留美子/大嶋千加代/大塚千鶴子/岡崎光子/小方由美子/ 岡野栄子/岡部美咲/岡本洋子/小澤淳子/片桐好子/河井雅子/金子美登里/菊地寿江/北田郁代/木藤紀子/木下美津子/黒田街子/桑田厚子/桑原美幸/郷家啓子/ 小西春江/小林弘子/齋藤泰子/齊藤礼子/三枝由紀江/櫻井紀子/笹倉幸子/笹本桂子/眞田雅子/沢田淳子/嶋村利枝/菅原順子/菅谷由希子/杉田恵利子/ 高橋祐子/瀧見直子/田中美保子/田中由美子/谷岡尚美/塚原やす子/常富直子/道正千晶/利根川加代子/中沢フェリーサ/中山弘子/能登和子/軒名京子/ 橋本三知代/蓮室佐枝子/原田千代/樋口真由美/福田浩子/藤本幾久世/藤本祐子/舟木久美子/フリードル久美子/堀寿美枝/堀北直美/堀部祐子/ 松本雅美/深山実枝子/三輪美代/向井恵美子/焼田美紀/矢島千鶴/山下公喜子/横井由紀/吉田寿恵/湧谷京子/鷲尾三江子/渡邊 眞理子(50音順)
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